2005年 08月 14日
という映画を中野まで見に行った。いくらでもレポートが書けるような内容だった。 別に図工という教科や教育に対して云々いうような作り方ではなく、子どもが考え、試行錯誤してゆく様を淡々と、けれどとても丁寧に捉えていた。 そして自分がすぐに取り組むべき課題が大きく3つほどあった。 (1)導入部での情報の選定。 子どもと題材の出会わせ方がとても重要だと思った。教師が言う通りに子どもにやらせるのでは意味がない。分かっているがなかなか難しい。過保護による情報過多は子どもの興味・関心を半減させる。長く、過度な説明は子どもの思考能力の育成を妨げる。のこぎりも釘打ちも安全指導は最低限のコツと大前提だけでもいいのかもしれない。「人を傷つけない・物を傷つけない・自分を傷つけない」この順番は絶対。 (2)子どもの想像力をかき立てる題材設定。 説明不要。どんなつまらなそうな題材でも導入のテクニック次第でどうにでもなることもあるだろうけど。とにかく教材研究。 (3)子どもの思考力・発想力の計画的な育成。 (1)を実現するためには、子どもに基盤となる思考力や発想力、そして技術が身に付いていなければならない。発達段階に応じて確実に習得できるカリキュラムを計画的に行わなければ。なんの基盤もなしに作品に飛びついてくれるのは低学年まで。せいぜい中学年か。教師の短い発問から自分で考えながら作品を進めていくには蓄積された経験が必要。垂れ流しな経験はむしろマイナスに作用するかもしれない。一つ一つ作品をつくる過程や完成後で味わう達成感・満足感が次につながる。 以上、2学期の抱負でした。
by t.i.e-k2
| 2005-08-14 03:40
| 図工
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